耐候性大型土のう・除染廃棄物用容器
Decontamination related product
耐候性大型土のうについて
UV Proof Large Soil Bag
耐候性大型土のうに関する各種試験成績書

耐候性大型土のう性能証明書

耐候性大型土のう性能評価報告書

耐候性大型土のう圧縮特性試験

耐候性大型土のう衝撃落下特性試験

耐候性大型土のう摩擦特性試験

耐候性大型土のうの原反織布風景

耐候性大型土のうの吊りベルト製造風景

耐候性大型土のう使用風景
耐候性大型土のうの特徴
弊社では廃棄物用特殊用途や土木工事用途向けに、屋外での長期使用が可能な耐候性大型土のうも製造しております。抗UV剤を添加し、耐候性に優れている黒色原反を使用することによりクロス型バッグにおける最高レベルの耐候性を実現しました。また当該土のうについては、「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアルに定められた各種性能評価試験を全て実施しており、環境省「除染廃棄物関係ガイドライン」基準に適合した製品となります。屋外における長期仮設(3年)に対応し、廃棄物の一時保管、土留め擁壁・仮締切工・護岸工等にもご使用頂けます。尚、底部をヒートシールにて加工した内袋を組み合わせることにより含水量の高い廃棄物の漏れ等二次災害を防止し、雨水の内容物への侵入も完全に防ぐことが可能となります。
弊社製品は(一財)土木研究センター実施の耐候性大型土のうの性能証明試験に合格しております。
(一財)土木研究センター発行の耐候性大型土のうの性能証明はこちらになります。
(一財)土木研究センターの概要はこちらのリンクからご覧いただけます。
(一財)土木研究センターオフィシャルサイト http://www.pwrc.or.jp/
上記製品はお客様のご希望に応じて納入コストを抑えた上でご提供させて頂たいております。詳細につきましてもぜひお気軽にお問い合わせください。
耐候性大型土のうに要求される性能について
Performance Requirements
耐候性大型土のうの性能評価を行う項目、方法、性能規定値は、『「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル』(平成24年3月 財団法人土木研究センター)に基づいております。
『「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル』で規定する「耐候性大型土のう」に必要な性能は以下のとおりとなります。
項目 | 評価項目 | 性能規定値 | 試験方法 | ||
---|---|---|---|---|---|
生地 | 強度 変形特性 | 引張強さ | 引張強度 | 袋材 *1 縫製 *1 | JIS L 1096 準用 |
伸張特性 | 伸び率 | たて 35%未満 よこ 30%未満 | |||
耐久性 | 耐候性 | 引張強度 *2 | たて 240N/cm以上 よこ 240N/cm以上 縫製 240N/cm以上 | JIS L 1096 準用 (試験機:JIS B 7753) | |
定荷重状態下の 耐候性試験 | 引張強度 | たて 160N/cm以上 よこ 160N/cm以上 縫製 240N/cm以上 | JIS L 1096 準用 (試験機:JIS B 7753) | ||
耐薬品性 | 引張強度 | 硫酸 240N/cm以上 水酸化ナトリウム 240N/cm以上 塩化ナトリウム 240N/cm以上 | JIS K 7114 準用 JIS L 1096 準用 | ||
耐熱性 | 引張強度 | 240N/cm以上 | JIS Z 1651 準用 | ||
耐寒性 | 引張強度 | 240N/cm以上 | JIS L 1096 準用 | ||
耐環境性 | 溶出試験 | 溶出・生態 | 有害物質を溶出しないこと | 昭和34年厚生省 告示第370号準用 | |
排水・ 透水性 | 開孔径 | O95 | 1.0mm程度以下 | ASTM D 4751 準用 | |
透水性 | 透水係数 | 1.0×10-2cm/s以上 | JIS A 1218 準用 | ||
吊りベルト | 初期強度 | 引張強さ | 引張強度 | *1 | JIS D 4604 準用 JIS L 1096 準用 (試験機:JIS B 7753) |
耐久性 | 耐候性 *2 | 引張強度 | 30kN/本以上 (4点吊りの場合) | ||
耐熱性 | 引張強度 | 30kN/本以上 (4点吊りの場合) | JIS Z 1651 準用 JIS D 4604 準用 | ||
耐寒性 | 引張強度 | 30kN/本以上 (4点吊りの場合) | |||
袋本体 | 中詰め 構造 | 圧縮特性 | 圧縮強度 | 200kN/m2本以上 (4点吊りの場合) | 「耐候性大型土のう 積層工法」設計・施工 マニュアル性能評価試験 |
摩擦特性 | 袋本体と 袋本体 | (摩擦係数) 礫質土 0.5以上 砂質土 0.5以上 粘性土 0.5以上 | |||
土と 袋本体 | (摩擦係数) 礫質土 0.6以上 砂質土 0.5以上 粘性土 0.4以上 | ||||
吊上げ 吊下ろし 特性 | 健全性 | 所定の吊り上げ・下げ回数(10回)後 吊りベルト、生地の亀裂・損傷等や 中詰め材がこぼれださないこと | |||
衝撃落下 特性 (耐衝撃性) | 健全性 | 所定の落下回数(3回)後 生地の亀裂・損傷等や 中詰め材がこぼれださないこと | |||
形状保持 特性 | 形状寸法 | 形状(直径・高さ)が満足されること 直径 1.1m±6% 高さ 1.0m±6% |
材料に要求される性能[生地]
強度変形特性
[評価項目]:引張強さ(引張強度)
[性能規定値]:袋材 *1、縫製 *1
[試験方法]:JIS L 1096 準用
[評価項目]:伸張特性(伸び率)
[性能規定値]:たて 35%未満、よこ 30%未満
[試験方法]:JIS L 1096 準用
耐久性
[評価項目]:耐候性(引張強度) *2
[性能規定値]:たて 240N/cm以上、よこ 240N/cm以上、縫製 240N/cm以上
[試験方法]:JIS L 1096 準用(試験機:JIS B 7753)
[評価項目]:定荷重状態下の耐候性試験(引張強度) *2
[性能規定値]:たて 160N/cm以上、よこ 160N/cm以上、縫製 240N/cm以上
[試験方法]:JIS L 1096 準用(試験機:JIS B 7753)
[評価項目]:耐薬品性(引張強度) *2
[性能規定値]:硫酸 240N/cm以上、水酸化ナトリウム 240N/cm以上、塩化ナトリウム 240N/cm以上
[試験方法]:JIS K 7114 準用、JIS L 1096 準用
[評価項目]:耐熱性(引張強度) *2
[性能規定値]:240N/cm以上
[試験方法]:JIS Z 1651 準用
[評価項目]:耐寒性(引張強度) *2
[性能規定値]:240N/cm以上
[試験方法]:JIS L 1096 準用
耐環境性
[評価項目]:溶出試験(溶出・生態)
[性能規定値]:有害物質を溶出しないこと
[試験方法]:昭和34年厚生省告示第370号準用
排水・透水性
[評価項目]:開孔径(O95)
[性能規定値]:1.0mm程度以下
[試験方法]:ASTM D 4751 準用
[評価項目]:透水性(透水係数)
[性能規定値]:1.0×10-2cm/s以上
[試験方法]:JIS A 1218 準用
材料に要求される性能[吊りベルト]
初期強度
[評価項目]:引張強さ(引張強度)
[性能規定値]:袋材 *1、縫製 *1
[試験方法]:JIS D 4604 準用、JIS L 1096 準用(試験機:JIS B 7753)
耐久性
[評価項目]:耐候性(引張強度) *2
[性能規定値]:30kN/本以上(4点吊りの場合)
[試験方法]:JIS D 4604 準用、JIS L 1096 準用(試験機:JIS B 7753)
[評価項目]:耐熱性(引張強度)
[性能規定値]:30kN/本以上(4点吊りの場合)
[試験方法]:JIS Z 1651 準用、JIS D 4604 準用
[評価項目]:耐寒性(引張強度)
[性能規定値]:30kN/本以上(4点吊りの場合)
[試験方法]:JIS Z 1651 準用、JIS D 4604 準用
材料に要求される性能[袋本体]
中詰め構造
[評価項目]:圧縮特性(圧縮強度)
[性能規定値]:200kN/m2本以上(4点吊りの場合)
[試験方法]:「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル性能評価試験
[評価項目]:摩擦特性(袋本体と袋本体)
[性能規定値]:(摩擦係数)礫質土 0.5以上、砂質土 0.5以上、粘性土 0.5以上
[試験方法]:「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル性能評価試験
[評価項目]:摩擦特性(土と袋本体)
[性能規定値]:(摩擦係数)礫質土 0.6以上、砂質土 0.5以上、粘性土 0.4以上
[試験方法]:「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル性能評価試験
[評価項目]:吊上げ・吊下ろし特性(健全性)
[性能規定値]:所定の吊り上げ・下げ回数(10回)後、吊りベルト、生地の亀裂・損傷等や中詰め材がこぼれださないこと
[試験方法]:「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル性能評価試験
[評価項目]:衝撃落下特性(健全性)
[性能規定値]:所定の落下回数(3回)後、生地の亀裂・損傷等や中詰め材がこぼれださないこと
[試験方法]:「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル性能評価試験
[評価項目]:形状保持特性(形状寸法)
[性能規定値]:形状(直径・高さ)が満足されること。直径 1.1m±6%、高さ 1.0m±6%
[試験方法]:「耐候性大型土のう積層工法」設計・施工マニュアル性能評価試験
- *1 生地等の製造時の品質管理強度で、製品毎に個別に定められた基準値
- *2 耐候性試験後(300時間、もしくは900時間)の強度
除染廃棄物用容器について
Containers For Decontamination Waste
除染廃棄物用容器に関する各種証明書

実用新案取得済

公的機関試験証明書

汚泥対応モデル

大型容器(耐用年数5年型)
除染廃棄物用容器の特徴
福島県内関係者の依頼に基づき、廃棄物を収納し屋外で5年保管、且つ当該期間内に再運搬することを前提とした大型容器及び家庭用小型容器を開発致しました。本製品は、福島県を含む東北地域の気候や環境等に対応し、耐紫外線、耐熱、耐低温、耐凍結、耐雨雪、水漏れ防止、耐荷重等の条件を全て満たす、弊社の長年に渡る室外野積み試験及び室外耐紫外線試験のノウハウを集約した専用容器です。尚、本製品は日本国内の公的機関にて各種試験を行い、JISZ1651 :2008を満たし、且つ、一部それ以上に厳しい条件をもクリアしております。
具体的には耐候性能、耐水性能、防水性能試験及びJISZ1651相当の頂部吊上げ試験、圧縮/積重ね試験、落下衝撃試験を全て合格しております。
詳細のお問合せは、092‐474‐1598迄お願い致します。

促進耐候試験釜での加速劣化試験

繰り返し吊り上げ試験

圧縮強度試験

落下衝撃試験